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短編
200000キリリク  ヤンデレ×妖魔王(微妙に18禁)
「頑張ってね」
 勇者は祈る。すっかりこの世界に溶け込んで、巧くやっている、勇者君は、今日も元気に働いていた。

 起きたら、妖魔王の中には勃起したライゼルの性器が入っていた。
「また・・・か・・・」
 妖魔王は悔し涙を浮かべながら、ライゼルの性器を抜く。中から、ライゼルの精液がだらだらと零れる。妖魔王は、人間とは違う。それ故、中出しされて掻き出さなくても、身体を壊したりしない。しないけれど、出しまくった挙句、自分のそれで栓をしたまま、しかも朝立ちして良い訳がない。
「・・・死ね。ド変態」
 妖魔王は立ち上がろうとして、あまりの痛みにヘタリ込んだ。
「ハニー?どうしたんだい?ああ、立てないのかい。あんなに愛し合ったんだ。動けるわけないだろう?このまま、いちゃいちゃしよう。マイエンジェル」
 起きたライゼルが、頭の浮いた台詞で妖魔王を抱き込む。
「仕事は?」
「フフフ。今日は、お休み。ああ、今日もいっぱいしようね」
 恐ろしい台詞を、笑顔で語る。普通の人間だったら、もう死んでいる。が、悲しいかな、妖魔王はこれだけヤラレても、死なない。
 と、遠慮がちに扉を叩く、音がした。
「誰だ」
 ライゼルは、妖魔王の乳首を触りながら、威厳を込めて尋ねる。
「勇者です」
 妖魔王は、青ざめた。勇者は苦手だ。なにせ、彼がいなければ、妖魔王はこんな目に合っていなかった。でも、そんな事よりも、今は・・・。
「いい加減にして下さい。また、新しい玩具が届きましたよ」
 この幽閉部屋に、勇者が来るのは、玩具が届けられた時。勇者の仲間が、市井に戻った後、ライゼルの玩具に影響され作りだしたそれを、使ってみてもらって感想をと、送って来るようになった。この場合の玩具とは、大人の、と枕言葉が付く。ライゼルは喜んで、感想以外に、次の作品の希望と制作代金も勇者経由で、送っている。つまり、また、新しい妖魔王へのアダルティなそれが、届いたという事・・・。
「あぁ、ハニー。今度は、ハニーの良い処を入れるだけで刺激し続ける、逸品だよ。私が、計測したオーダーメイドだ。さあ、すぐ入れよう。精液が出ないでずっと気持ち良いままなんだよ。あ、私のこれは、その可愛いお口でごっくんしようね」
 口淫しながら、空イキし続けろと・・・。
「ふざけるな、ライゼル!死ね!」
「え?ああ、そうだよね!道具じゃなくて、私のでゴリゴリしてあげるね!すまない、可愛い人」
 あくまでポジティブな、ライゼル。勇者が居るのに、妖魔王を組み敷いて、挿入。腰の痛い妖魔王は・・・喘ぐしかない。
 勇者は、そっと大人の玩具を置いて、退出した。

 だって、仕方ない、と勇者は思う。
 ライゼルは、妖魔王に対しては変態だけど、他には良い王だ。勇者には部下もできて、仲間も居る。実は、最近、可愛い彼女もできた。
 妖魔王が居れば、ライゼルの変態性癖の餌食になる者はいない。ライゼルは、仕える相手としては、イケている。ならば、まあ、仕方ない。
「頑張ってね」
 勇者は今日も、変態の腕の中の妖魔王に感謝を捧げる。
 
 茜様のみ、苦情受け付けます。慣れた頃のライゼル×妖魔王 エロあり。



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