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短編
500万打で尿道開発 前編
「尿道開発は、夢が詰まっている」
 物憂げに賢王ライゼルは呟いた。
「マイハニーの開発は、全てがミラクル。あの可愛い声であんあんもうらめえええ、ライゼルううう。などと言われようなら、赤玉出ようともノンストップメイクラブ。ああ、ハニーのお漏らし可愛い。かわいいいいいいいいい!!!!!」
 ・・・・。
「では、隣国の建国祭には、僕と白魔法使いのレイラと、踊り子のイプイプで、行きますね。ライゼル様ではなくとも、俗に言う勇者御一行の三人が行けば、体面的にも充分です」
「良きに計らえ」
「御意」
 
 最近、スル―能力のあがった勇者君。
 とりあえず、みさくら語はきついだろう、妖魔王はどちかというと低い腰にくるバリトンだし、という突っ込みは心の中で済ませた勇者君だった。

「やめろおおおおお!!!!」
 俗に言うM開脚で、泣き濡れながら絶叫するは妖魔王。だって・・・・。
「マイハニー怖がらないで。やっと完成したんだからね。ハニーの可愛いおしっこの穴をこれでぐりぐりしようね」
 美形で、政務にも長けて、なのになんで・・・。
「いらんんんんん!!!!!そこは排泄器官だ!絶対にいらないいいいいい!!!」
 全力拒否の妖魔王。
 けれど、変態ライゼルが聞いてくれる訳もない。
 聞いてくれるなら、そもそもこんな事態には陥らない訳で・・・。
 暴れようとも妖力は封じられているし、拘束は完璧だし・・・。
「つめた・・・・」
「ああ、消毒するね。良い子、良い子」
 亀頭の先端を消毒剤を付けた布で拭き、潤滑剤をたっぷり付けると、植物から作った長いしなる棒を突き刺す。
「くあああああ・・・・あああ」
 妖魔王の眼元から生理的涙が落ちる。
「痛い?痛いのは・・・最初だけだよ」
 ライゼルはにこやかに行為を進める。妖魔王は力なくいやいやをする。
「さあ、ここ」
 小刻みに入れたり出したり・・・妖魔王は次第にじんじんする感覚に蕩ける。
 こんな行為が・・・何故。
「一回抜くね」
 痛いのに、凄く痛いのに・・・。
「ひいいいい・・・いい」
 感覚が抜けて、漏れる液体。
 しょろしょろ勢いのない音。
 独特の臭気。
 尿道を通るそれは、管で少し痛んだそこを淡く刺激する。
「可愛いハニー。おしっこ、出てるよ」
 汚れるのもかまわず、妖魔王の失禁しているそこをライゼルは持っている。
「あああ・・・。勃起してるね。お漏らしが気持ち良いんだね。ハニー」
 恥ずかしくて、妖魔王は真っ赤になりながら目を閉じた。

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