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「とりあえず、これで良いでしょう。喜井、テストの為に、何名か連れてきなさい」
「はい」
泉の命令で、喜井は生徒会室を出て行った。
美海を犯した男達は、何事もなかった様に、ソファーに腰を下ろす。
そして、優雅な仕草でお茶を口にした。
叫び疲れた美海は、それが欲しくて、ジッと見つめる。
「美海。欲しい時は、おねだりをすれば良いのですよ」
「…泉様。下さい、お願いします」
「言葉遣いもよくなりましたね。ご褒美です」
立ち上がった泉は、コップを持って美海に近付いた。
そして、美海の口に傾ける。
しかしあまりの速さに、美海は飲み込めずに零してしまった。
体を伝い、零れた液体は床へと流れている。
「お行儀が悪いですね。綺麗にしなさい」
足の拘束を外し、美海の髪を掴み、床へ引きずり下ろした。
そして、零した場所に顔を押し付ける。
「んっ…」
「舌を使いなさい。綺麗に出来なければ、校庭に吊します」
脅迫まがいの言葉に、美海は素直に従った。
既に“抵抗”と言う文字すら浮かばなくなっている美海。
私…
何をしているの?
そう思っても、体は従順になっている。
もう現実には戻れない。
あの犯される快楽を知ってしまったから―――
美海が舌で綺麗にしている時、喜井が数名の男子を連れて戻ってきた。
「もう奴隷になってる」
「可愛い。どんな声で鳴くのかなぁ」
その言葉を聞いて、美海の体が揺れる。
これから起こる事を、想像したのだろう。
そう、これは期待だ。
「何処を使っても宜しいです。ただし、SMプレイはNG。お一人1000円です」
喜井の言葉に、連れて来られた男達は、目を丸くした。
そして、思った事を口にする。
「安っ!」
「未熟者ですから、妥当の金額です」
ニヤついた男達は、あっさりと喜井にお金を渡す。
そして、美海を隣の部屋へ連れて行った。
ドアが閉まった途端、美海の歓喜に満ちた声が聞こえてくる。
「これで、豪華な催し物が出来ますね」
「はい。後、30万は欲しいですけど…」
「大丈夫ですよ。一日30人を相手にすれば、10日で終わります」
泉の言葉に、皆大きく頷いたのだった。
生徒会の奴隷として、美海の新たな生活が始まる―――
END.
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