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「準備出来ました」

「では、拡張して下さい」



喜井は軽く頷き、ポケットから道具を出す。
玉が5つ、紐で繋がっていて、それぞれ大きさが違う。


しかし美海には、その道具が見えない。
何をされるか分からず、身を堅くした。


肛門に何か当たる感覚に、首を後ろへ回す。
美海と目が合った喜井は、無言でそれを押し込んだ。



「うぅっ―――」



一つ目の玉は小さい為、呆気なく呑み込んだ。
しかしそれで終わらせる程、喜井は甘くない。
次から次ぎへと、押し込んでいった。
5個目になると、最初とは比べものにならない程の大きさだ。



「全て入りました」

「そうですか。少し下がっていなさい」



一礼して、喜井は男達の元まで下がった。

秘部は泉を受け入れ、肛門には玩具。
この時には、喜井が施したモノが効いてきた為、美海が抵抗する事はなかった。



「姫らしい顔になりましたね。ご褒美に、極上の快感を教えてあげましょう」



泉はクスッと笑い、美海の肛門に手を伸ばす。
そして、尻尾の様に垂れていた紐を引いた。



「あぁぁぁ―――」

「感じて締めましたね。上手です」



優しいキスをされ、美海は微笑みを浮かべた。
この時点で、美海の体は染まってしまったのだろう。
“淫乱”に―――



「喜井、後ろをお願いします。少々疲れました」

「私達が代わりましょうか?」

「大丈夫ですよ。美海は既に堕ちています」



泉は、美海の体が変わった事に気付いていた。
中に欲を出して、早々に終わらせ様と考えている。

勿論、泉に忠実な喜井。
再び美海の背に周り、肛門に手を伸ばした。






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