銀の竜と王様 6 「そういうことだからさ、二人を連れて朝ご飯とか行ってたんだよね」 「へー・・・じゃあ、その元同室の子って、大丈夫なのか?朝ご飯とか・・・」 今までの習慣と言うか、生活がそうだったのなら、高校生になったからと言って、突然変えられるはずもない。 「うん。それが、何かね、同室になった子が面倒見るって言ってたから・・・」 「多分大丈夫だと思うが・・・」 面倒見のいい人と一緒になったのかな・・・? ならいいけど・・・ 「また、たっ君にも紹介するからね」 「クラス同じだからな」 「うん」 楽しみだなぁ。 オレとも仲良くしてくれるといいなぁ。 「ね、早く食べよう?たっ君の作ったご飯美味しそうで、僕もうお腹ペコペコなんだよね」 「そうだな・・・ってチカ寝てないか?」 「え?あ、チカ?おーい、チカぁ・・・・ご飯食べよう?」 なんか、ホントに眠そう。 てか、寝てますな・・・ [*前へ][次へ#] [戻る] |