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腐男子ですけど?
街へ行こう
「てなかんじだったんだよ!」

「あぁ・・そう」

「そう。って、羽純テンション低いなぁ!」

「オレはお仲間じゃないからな!」

「えぇーいいじゃん!語ろうよぉ」


今日は羽純と買い物に出かけてるんだ。
新学期だし、色々いるものあるからね!
・・・新刊とか・・ね!

で、街に下りてくバスの中で昨日の腐男子会のことを話してたんだ。


「あ、お仲間って言えばぁ・・・」

「なに?」

「今日、『castle』のメンバーが何人か下りてくの見たってぇ」

「マジ?」

「うん!みっくんからの情報だから間違いないよ!しかも、お昼からは、ほらあの先輩たちも下りてくるって話だよ」


朝から、みっくんがテンションマックスで電話くれたんだ。
曰く、「さっくん!今日、街に下りるって言ってたよね!朗報だよ!今日・・・〜省略〜・・・だから、ちゃんと見てきてね!!」って。

『castle』のメンバーが何人も連んで、街に下りてくってことは目的はほぼ一つ!

「『Hell』とやりあうのかなー」

「やめろよ、不吉な事言うの!オレは絶対に近づきたくないからな!」


羽純ってば、不良恐いんだって。
あ、僕も恐いけど、喧嘩とか出来ないし、でも萌の対象だから!

・・・やっぱ、どっかの不良×羽純だよね。
じゅるり。


「何故いきなり涎?!」

「あははーいや、おいしそうだなーって」

「何が?!」


あ、バスの中でこんなに騒いでたら周りの迷惑だって思うよね。
実際そうなんだろうけど、今日は何故か僕ら二人だけだったから、一番後ろの席に座ってるんだ。

だから、大きな声出しても一番前にいる運転手さんにはほとんど聞こえてないくらいの大きさね。
周囲に迷惑が掛からないようには気を付けてますからね!



なぁんて、話してるうちにバスが街についたみたい。
所要時間20分ちょっとってところかなー?



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あきゅろす。
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