15 『俺も脱いだから、大丈夫だよ』 っと言い、香苗が俯いている間に僕はフリースとトレーナーを脱ぎ捨て香苗を見詰めると、 『バカ、余計に大丈夫じゃ無い事する気じゃない!?』 と香苗はチラッと僕を見て俯いた。 確かに香苗の言う通りだけどね。 僕だって初めてだからどうしたら良いのか「?」なんだよ。 それでも、自信の有る振りをして香苗を抱き締めた。 腕の中の香苗の胸と僕の胸が触れる。 更に強く抱き締めると僕の胸で香苗の乳房が潰れる。 『ほら、香苗の暖かいし、柔らかいよ』 『バカッ』 っと言いながら香苗の方から唇を重ねて来た。 香苗の舌を求め、絡めていると香苗の腕が僕の首に廻された。 香苗から離れると、香苗が「ギュッ」と腕に力を込めて、首を肩に載せながら、 『恥ずかしい事言っちゃ、ダメッ』 と囁く。 香苗の耳にキスをすると、『アッ』と大人の女の声を挙げ、一瞬体を堅くし、すぐに力無く僕の腕の中で溶けた様に体を預けてきた。 香苗をソファーに優しく押し倒し、その隣りに、左手を下に横たわり、左腕を腕枕にする。 警戒心を強める隙を与え無い様に、唇を重ね、舌を絡め、右手を乳房に重ねる。 僕の唾液が香苗のと混ざり合う音が響く。 手の平に乳房の柔らかさが広がる。 香苗の乳房に唇を移し、今度は遠慮なしに味わう。 舌の湿った柔らかさと違い、弾力が有る柔らかさが心地よい。 唇を乳首に移す。 柔らかい乳房の頂に有るそれは、「コリコリ」としていて、その対比に女体の不思議を感じた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |