12 『どう、沢山の人に観られるのは、みんなチンコ勃起させてるんだぜ、何人かは、センズリこいてるかもしれないんだぜ!』 『恥ずかしいのぉ、これ以上は苛め無いで。』 『そっかぁ、コッチの方が恥ずかしいと思うぞぉ!?』 画面の向こう側、私の股間を指差した。 視界を遮っているノートパソコンが無くなると、卑猥な姿の下半身が現れた。 股上から切り裂かれ、一部は切り取られ、無事な部分は、ゴムの部分だけだった。 切り開かれた下着から無毛の恥丘が顔を出し、更に陰裂もさらけ出してしまっていた。 『なっ、エロ過ぎるだろ、これから写真を沢山撮って、皆さんに見て頂かないとね!』 『いや〜っ、止めてぇ、恥ずかし過ぎるの、撮っちゃ駄目ぇ〜っ!』 私の拒絶する声の向こうで、シャッター音が鳴り続けた。 『さて、皆さんに楽しんで頂く前に、二人で楽しまないとね!』 そう言い終わると私をアイマスクの闇に閉じ込めた。 ザワザワっと筆の様な感触が頬から首、胸元を滑り落ち、乳首に達した。 触れるか触れ無い位の感触が躰を敏感にしていく。 くすぐったい感じとゾクゾクする感じが入り乱れる。 繰り返される刺激躰を硬くしながらも平静を装った。 『あははっ、無理して我慢してるのバレバレだよ、それなら、コレはどこまで我慢出来るかなぁ!』 ザワザワが両方の乳首を襲った。 『ゃん、ゾワゾワするぅ〜っ』 『大丈夫、そのうちゾクゾクになっちゃうから。』 確かに彼の言う通りに、微かな刺激の連続に感覚が鋭敏になり、ムズムズゾクゾクし始める。 左の乳首のゾワゾワが次第に下がり、脇腹、お臍へと進む、その先の目的地は安易に想像できた。 恥丘に達したザワザワは暫くはそこに留ったが、次に責められるのは、クリトリスが性器と予想して躰を硬くして備えていたが、左脚の付け根に鉾先が向けられた。 左脚から、左の乳首にザワザワが帰っていき、今度は、右側の・・・ 彼の目的を悟った時には躰は快楽の虜になっていた。 焦らされ続けた躰が熱くなり微か刺激に反応してしまっていた。 何度目かの両乳首への刺激で、防波堤を乗り越えた快楽の波が襲って来た。 『ぁつ、ぁあっ、イヤ〜ん、駄目ょぉ!』 『なっ、我慢しても無駄だったろ?』 頭の中に、自分の乳房が映像化される、乳首がズームアップされる、あっという間に乳首が勃起した。 脳内で巨大化した乳首に、筆の毛が擦り始める。 筆の毛が一本々々と乳首を擦る様が映し出され、実際に彼に責めらている感触と重なる。 『嘘、スゴ、凄い感じちゃうのぉ!』 『そんな事、言わなくっても、アソコが大洪水だから解ってるよ!』 『イヤ〜ン、き、気持ち良いの、恥ずかしいけど、気持ち良くなっちゃう〜っ!』 頭の中がグルグル廻りだす。 彼が何かを言っているが、私の耳には届かない。 嘘、嘘ょ、オッパイだけで、イっちゃうなんて! しかも、こんな格好で! 駄目よ! イっちゃ駄目! 写真に撮られて公開されちゃうのよ!? 我慢しなさい! オカズにされちゃうのよ! 恥ずかしいと思えば思う程、大きな波が押し寄せてくるのが解ってる。 だから、だからもっと我慢しなくっちゃ! [*前へ][次へ#] [戻る] |