１４
彼女との会話中でもピエールの硬さは増し、膣との密着度が強くなる。
二人の粘液で抵抗が弱くなっているが、結合部からの「クチャクチャ」と言う音は大きくなった。
彼女が俺の肩を押し、横たわる様に促し微笑むと、腰のうねりから、ゆっくりとした上下運動に変えた。
彼女の膣からピエールが出入りするのを目の当たりにして、ピエールの硬さが復活した。
『直樹もスケベね、アソコを視て元気一杯になっちゃうなんて。』
『え〜っ、だって、初めてだし、凄い気持ち良いから！』
『うん、直樹のが気持ち良くなってのが良く解るの、だって、熱くなってるよ！』
『え、恵美子のだって、欲張って、締め付けて来てる。』
彼女の言う通り、男女の躰は欲深く出来ている、お互いの快楽を搾り出す様に、膣壁が締め付けてくる。
ピエールが彼女の膣壁を捲り出す様に出入りし、二人の粘液を掻き出した。
『だって、直樹の丁度良いんだもん。』
『恵美子さん、あんまりすると、ま、また俺が先に終わっちゃうよ』
『でも、さっきよりは頑張ってくれてるね！』
俺も頑張ってるけれど、彼女の腰もかなり頑張ってる。
彼女の上下運動とは反対に乳房が揺れ、俺を催眠術に掛けている様だ。
だけど、その催眠術は俺を絶頂に導く為のものだった。
『え、恵美子さっ、ん、そんなにエッチな姿を見せられたら、俺、もっ、我慢出来無いす！』
『もっ、もう少し、ねぇ、もう少し頑張ってぇ！』
『む、無理ですよ、で、出ちゃいますよ！』
「頑張れ」っと言いながらも彼女の動きが加速する。
『ねっ、もうちょっと、ね、・・・あっ、』
『うっ！』
『あ〜、直樹の出ちゃった、ビクンビクンしてる！』
俺は、彼女の期待には応えられ無かったが、ピエールの期待には応じてしまった。
彼女は、「もう少し」っと言いながらも、射精の波動を味わう様に動きを止めている。
『ゴメン。すぐ元気にさせるから。』
内心はそれ程自信は無いのだが、せめて一回位は彼女に満足して欲しい。
ピエールに血液を集める様に意識を集中してみたが、多少の効果は有るものの、半起ちにも程遠い。
「ちょっと休憩！」っと言い彼女が倒れ込んで来た。
乳房が、俺の上で潰れ、甘い香りの髪がくすぐったい。
「ちょっと休憩」っと言った割には、彼女の腰はピエールを貪る様にうねりを止めない。
そのせいで、乳房も動き、微かだが、彼女の乳にが擦られる。
「・・・」、駄目もとで彼女に希望を囁くと、
『バカ！』
っと一言。
『でも、綺麗だし、お願いします。』
『恥ずかしいじゃない。』
『大丈夫ですよ、ねっ、お願いします！』
「それじゃぁ、ちょっとだけだからね、直樹が言ったんだからね！」っと言って、俺の上で躰を起こした。
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