3 なんて無責任な! 多分、かなりぼったくったんだろう! さーて、どうしたものか? 突っつくポテトが無くなった頃に、彼女が現れ私の前に座った。 コーヒーを注文をしてから話し始めた。 『改めて、私はキャサリン・・・』 彼女を制して、 『でっ、ここですんの?』 『駄目ですか?』 『まず、銭!』 『次に、ここじゃぁ、たいした事は喋れ無いよ。』 『それなら、貴女の家か私のアパートでは?』 『ウチは当然駄目!』 『それなら、行きましょう。』 −・− 彼女の部屋はコジンマリしていて、綺麗に掃除されてる。 機能的かも知れないけど、やっぱりセンスは無いね! 勧められたソファーに座ると、 『何か飲みますか?』 当然の様に、 『ビール!』 彼女がビールのパックとオレンジジュースの入ったグラスを手に、向側に座った。 『私飲まないけど、遠慮無くどうぞ!』 返事の代わりに、『カシュ』と缶ビールを開けて一口。 『んでっ?』 と言いながら彼女の前で銭を数える素振り! 『あっ、ごめんなさい!』 とバックから会社の封筒を取り出して、お札を数えだした。 『あんたね〜、人前で数えるなんて、強盗に会うよ!』 と忠告した。 『ごめんなさい。』 と背を向けた。 本当にに世間知らずのお嬢ちゃんだ事! [*前へ][次へ#] [戻る] |