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おニィの奴、随分と覗いてるじゃん!

やっぱり、おニィも男だもんね。

私、おニィがエッチな写真とか、隠してるのも知ってるし、多分、一人でエッチな事してるのも、想像出来る。

だって、この前学校で教わったし、私だって、時々だけど、一人でに、気持ち良くなる時も有るもん!

おニィからすれば、お子様かも知れないけど、ちゃんと、濡れたり、お腹の奥が、モヤモヤ、ムズムズしちゃう事だって出来るんだよ。

あっ、おニィのエッチ!
なんで、短パンの前が膨らんでるのよ!
私って、そんなにセクシー?

さて、お馬鹿な考えは置いといて、おニィの問題に答えるとするか!
勿論、ちょっと間違えたり、解らない振りは欠かかさないわよ。

床に座り込んでたから、お尻痛くなっちゃった。
こんな時は、座布団とか、椅子とか勧め無いと、女の子にモテ無いぞ!

『解った、要するに割り切れ無い事が有るから、ひっくり返して掛けるのね?!』

そう言いながら、ベッドに座ってるおニィの隣りに座り直した。

『ねーねー、おニィ、桃華だって女の子だぞ、椅子とか、座布団位は勧めてよ!』

『それじゃ、椅子にどうぞ。』

おニィ、声がうわずってるぞ!

『も〜っ、鈍いんだから、そんなんだからモテ無いんだよ!』

ムッとした顔だけど、本気じゃ無いのは、お見通し。

『なにお〜っ、学校じゃぁ、モテるんだぜ、多分、それに、生意気言ってるなら教え無いぞ!』

『ハイハイ、「多分モテモテ」なんだよね、じゃぁ次はこれ!』

教科書を差し出しながら、おニィの背中に胸を押し付ける様に、もたれかかる。
おニィも、私の胸を意識したのか、「ドキ」ってしたみたい。
だけど、知らん顔とは!
おニィの「ス・ケ・べ」!

教科書を渡すと、おニィから離れて、問題を読むおニィの横顔を見詰める。
あっ、まだギプスに定規が刺さってる。

ひょいと定規を抜いて、臭いを嗅いでみる。

『うへっ!』
これは強烈!

『ばーか、臭いに決まってんだろ、それより、文章問題は絵にするのが基本だから・・・』

おニィの臭いに、クラクラしちゃってる。
私、こう言う「変なん臭い」が何故か好きなの!

クラクラしちゃってるから、もう一度、おニィに寄りかかる。
今度は、私の胸をおニィの腕に押し付けてあげた。

可愛い!
おニィったら、一瞬体を固くしたけれど、何事も無かった振りしてる。

もっとノートを良く見る振りをしながら、おニィの脚に手を着いて、胸を密着させる。

『おニィ、その絵にするのが難しいんじゃん!』

あ〜っ、おニィ!
なにモゾモゾしてんのさ!

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あきゅろす。
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