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雲雀×ハル
ねぇ、どうして←綱


雲雀さんとハルが付き合いだした。
それは誰もが驚く出来事だった……―


どうして?
ハルは俺の事が好きじゃなかったの?


ねぇ……―ハル

早く気が付けば良かった。あの時に…
そう。それはつい先日の話だ。

 *  *  *

俺たちはいつもように帰ろうとして門に差し掛かった時にハルに会った
ハルはいつものように笑顔で話し掛けてくれた

でも何か違った……―

「はひ!?こんにちはです」
いつもと変わらない口調 いつもと変わらない表情

やっぱ何か違う

「はひ!?もうこんな時間です!!では皆さんまたです」            
その時のハルの顔はとても幸せそうな顔だった
それはまるで新しい恋を見つけた、かのように……―
そしてハルが向かった場所は応接室だった

まさかとは思ったけどそのまま帰っていってしまった

 *  *  *

「ハル……―」

俺、あの時ハルを引き止めていたら君達は付き合わずにすんだ?

それとも、もっと前に告白しとけば良かった?

どうしてだよ、ハル……―

俺じゃ駄目な訳?
ハルが居ない毎日なんて…

      
…………許さない
                        

(この歪んだ感情は何だろ)   (あぁ、君への愛の感情か)






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