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雲雀×ハル
媚薬


「ハル好き」


と耳の近くでポツリと呟く
耳元で言われたハルは顔が真っ赤になった



何故か今日の雲雀はおかしい…―
それは誰もが悟っている事だった
だが皆理由は分からない
知っているのは多分あの子だけだろう…


「はひッ!?やっぱ今日の雲雀さん変です!」


と、さすがのハルも雲雀の異変に気づいているらしくさっきからずっと慌てた顔をしていた……―



その時ちょうど良く唯一理由を知っていそうな子が来た


「ちゃおっす」

「リボーンちゃん!」

とても面白がっている雰囲気を漂わせていた
それをとても気になったハルはすぐさまに聞いてみた

「リボーンちゃん!何か知っているのですか!?」

「まぁな」

少し不気味な笑みをこぼした
その様子にハルはビクリと肩を震わせおびえる


「実は雲雀は今媚薬を飲んでいるんだぞ」


「媚薬ですか?それは治りますか?」


「あぁ、持ってきたぞ」


リボーンはそれだけ渡すとすぐに帰っていった

ハルは雲雀に薬を飲ました
するとバタンと倒れたがすぐに目をさまし、体をおこした

「雲雀さん…?」

ハルが恐る恐る声をかける

「何?」

さっきの態度と違う、媚薬が効いていた時に呼ぶと「なんだいハル」と言ってあり得ないくらいまで近寄ってくる


「元に戻りました!!」

ガバッと雲雀に抱きついた急な事に雲雀は一瞬よろけてしまった


「ハルはこっちの雲雀さんが好きです!!」







(だけど、有りのままの彼が好き!)






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あきゅろす。
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