NARUTO(短編) 一楽きゅーぴっと!(ナルト)+ ― 任務の帰り道 ― 「なぁなあ!任務も無事終わったし一楽行こうってばよ!」 「うるさいぞ、ウスラトンカチ。俺は帰る」 サスケは背を向けて歩いていった。 「サスケェ!誰がウスラトンカチだァ!?・・・サクラちゃ〜ん、名前〜。3人で行こうってばよ〜」 「サスケ君が行かないなら私も行かな〜い、待ってー!サスケくぅ〜ん!!」 そう言ってサクラはサスケの後を追いかけて行った。 「はぁ・・・サクラちゃ〜〜ん・・・」 力の入ってない小さな声でナルトは嘆いた。 『ね、ねぇナルト、私で良かったらなんだけど・・・一緒に行くよ?』 ナルトの体がピクッっと反応した。 そして目を輝かせながら名前の方を見た。 「本当か?!やったってばよッ!!!今日はこのうずまきナルト様のおごりな!」 すっかり元気になった顔にニカッと、笑顔を浮かべるナルト。 『うんっ、ありがとう。行こ♪』 2人は一楽へ向った。 ― 一楽 ― 「オッス!おっちゃんラーメン2つ!大盛りで頼むってばよ!!」 「おうよっ・・・ん、ナルトの彼女か?やるな〜ナルト〜、可愛い子じゃねぇか」 「そ、そんなんじゃないってばよ?!」 『そ、そうですよ!そんな・・・か、彼女、なんて・・・違いますよ!!』 否定する2人を見て、 「必死で否定するとこも怪しいってもんだ、今日はカップル成立の祝いだ!勘定はいらねぇーぜ!」 「おっちゃんってば太っ腹!!なんかよく分かんねえけど良かったな!名前!」 『・・・うん』 ― 数分後 ― 「ぷはーーっ!ごちそうさん!やっぱ一楽のラーメンは最高だってばよ!」 『そうだね、おいしかった♪』 「今日はありがとな、おっちゃん!また来るってばよー!」 「おう!また2人で来いよ〜」 2人は一楽を後にして近くの公園にいた。 『なんかごめんね、ナルト』 「何がだってばよ?」 『ナルトはサクラのこと好きなのに・・・私なんかとカップルって勘違いされちゃって・・・』 「そんな事ないってばよ?俺ってば嬉しかった。 名前と2人でいたらカップルに思われんだなってよ」 『でもナルトはサクラが「俺は名前がすきなんだってばよ!」え?』 『・・・Really?・・・』(ほんとう?) 「・・・、なんだ?ウ、エアリー?」 完全に頭に?を浮かべてるナルト。 『〜ッ、なんでもないよ!!??』 「・・・まぁいいか!また2人で一楽行こうな!」 『うん!』 end. UP↑2011年2月4日(金) 前 次 [戻る] |