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NARUTO(短編)
冬といえば3(飛段)




ピンポーン




ガチャッ
キィー・・・ドアがゆっくりと開いた。


『・・・ひ・・・だん・・・な・・・に・・・?』

名前は飛段を睨む力もなく、だが怒りに満ちあふれていた。


「よ、よォ。元気か?」


『それより・・・小南・・・は・・・?』


「いねぇよォ・・・。てかなんで小南の事聞くんだよ。」


『・・・小南と楽しそうにしてた・・・みたもん。飛段と小南がキスしてたとこ・・・』


「は?なんだよ、それ」


『みたもん・・・みたもん・・・本当は小南の方が好きなんでしょ??』


「は?オレは名前だ『別れよ』・・・ハァ??』


『もう、無理だよ。飛段なんか小南のとこいっちゃえばいい!!』


「そォかよ!あぁ、あぁ分かった。お前に言われなくてもいくっての!!」


「待って。」

その時小南が言った。

「名前違うの、貴方が見ていた影はキスなんかじゃないわ。

ただ私が飛段の肩についていたホコリをとっただけよ」


『え!??』

名前はびっくりしていた。


『それじゃぁ私の見間違いだったって事?』


「そういうことよ」


『飛段・・・』


「あ?」


『ごめん・・・なさい』


「んなもん別にいいよ」


『飛段!!!』

名前は飛段にとびついた。


「オイオイ、いきなり抱きついてなんだよォ〜」

さっきまでとは大違い。2人はラブラブだ。


小南は、ジャマしちゃいけないわね、そう言って帰って行った。


『飛段、ほんとにごめん、ごめんね?』


「だから、別にいいって・・・あ!じゃあよ、
オレのお願い2つ聞いてくれたら許してやってもいいぜぇ??」


『うん!何でも聞くよ!!なになに??』


「1つ目はこれからほかの名前なら男、オレなら女と話さないこと」


『おっけー!』


「2つ目は・・・今から楽しい事やりまくろうぜ??」


『・・・え?・・・いいよ』


「やっと恋人らしくなったぜェ」


『恋人の人たちって皆こんな事してるの――?!」





end.



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あきゅろす。
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