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書く ―CHの二次小説を扱っていマス。
茜色の空A
私は警視庁の屋上で、煙草に火をつけた

茜色に染まった空と街を眺める


日中仕事でバタバタして疲れると、ここに来て一息いれる



そういえば槇村とこうやってよく一息いれたっけ…



赤い口紅をひいた唇から、タバコの煙を吐き出す




「身体に悪いから、女はタバコを吸うもんじゃない」

そう彼は口癖のように言い、タバコを取り上げて

代わりに缶コーヒーをよく差し出してくれたものだ





懐かしくて目を細める






間もなく、屋上の入り口の扉がバタっと開いて、同僚の刑事が入ってきた


「野上!こんなとこにいたのか!!ほれっ」


放り投げられた缶コーヒーをキャッチする


「タバコ吸いすぎると、美容と健康に悪いぞ。
それ飲んだら、
例の事件の犯人の目撃情報があった現場に行くから、降りてこいよ」


そう言うと、同僚の男はそそくさと屋上からでていった




吸いかけのタバコを携帯灰皿に押し付けた。




差し出されたコーヒーを握りしめながら



「ありがと。現場に行ってくるね」



夕焼けにウィンクひとつ残して、
私は茜色の空に背を向けて歩きだした。





☆☆☆☆☆
今回は冴子さんの場合で書きました。



しかしいもこ夕焼け
大好きなんです。
せつな好きなんです
(どうでもいい。プチ情報(笑))





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