無邪気な君とロリコンな僕
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時は過ぎ、ようやく僕は彼女の周りにある景色と彼女を書き終え、一息ついてから、鉛筆を上着のポケットの中へ放り込む。
そして、スケッチブックの画用紙に描かれた彼女を見た後、何回、いや何百回は視線を過去に向けたであろう、ブランコに乗っている小さな少女に視線を向けた。
今でも鮮明に思い浮かべることができる、あのくりっとした大きな目、柔らかそうな茶色い髪、それに白い肌に可愛い声。
そして、抱きしめたら折れてしまうんじゃないかと思うような華奢で小さな体。
あぁ、彼女に触れたい。
あの柔らかな髪に触れてみたい。
あの白い肌に触れて、彼女のぬくもりを感じたい。
彼女の柔らかそうな唇に自分の唇を重ね合わせたい。
あの小さな体を抱きしめてみたい。
そして、彼女をもっと間近で見つめていたい。
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