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Wonderful Wonder World
猫の日B(帽子屋屋敷)
※注意※
こちらの話は日にちがある設定です。
名前変更はできません。
Twitterで書かせて頂いたものを、書きなおした文章、対話になります。
それでもよろしい方は下へ…………。



























……………………




「僕達よりも、お姉さんに付けてほしいよね、兄弟?」

「そうだね兄弟?
お姉さんなら絶対似合うし、付けてほしいよね?」

「あ、いや、私は…持って来ただけで………」

「そうだお姉さん!等価交換だよ!
僕達に付けてほしいなら、お姉さんも付けなきゃ!」

「そうだよお姉さん!付けて?」

「え、あの、だから私は……」

「おいガキ共!アリスが困ってんだろうが!」

「うるさいなバカウサギ!!
ウサギ耳と猫耳、両方付けてる変なやつになんか言われたくないよ!!」

「そうだよそうだよ!ひよこウサギのくせに!」

「あぁ!?なんだと!?
俺はウサギじゃねぇって言ってんだろ!?」

「やーいやーい、バカウサギ、ひよこウサギー!」

「こんのガキ共は!!!!」

「………また始まった……。
ねぇ、ブラッド?あの三人、止めなくてい……」

「……お嬢さん、何か言いたいことでもあるのかな?」

「い、いえ、なんでもないわ……」
(ブラッドが……あのブラッドがピンクの猫耳を…………っ!)

「……はぁ。君が持って来たんだぞ?
目も合わせないで笑うなんて、失礼じゃないのか?」

「え、えぇ、そうよね、ごめんなさい。
でも、あなたが付けてくれるなんて思ってなくて…」

「付けてやってもいい気分だったんだ。
今は夜で、紅茶も美味い。
たまにはこういうこともいいと思ってな」

「この時間に来てよかったわ。それじゃあ私、戻るわね」

「あぁ。
…………次に来る時は、君がこれを付けてくれると嬉しいものだね」


























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ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
帽子屋屋敷でした!

動きとか表情とかは読者様のご想像にお任せしている状態ですが、楽しんでいただけていたら嬉しいです(*ΦωΦ)


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あきゅろす。
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