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つねならむ:短編
8月15日の午後12時30分過ぎに繰り返す赤い目の物語









また、あの悲劇が訪れることを私たちは知る由もなかった…




今まで続いていた幸せは、8月15日という日に向けて壊れていっていた…






そう…あの日がこなければ…




僕たちはきっと…







あの日を迎えなければ…




私たちは多分…



僕は君を助けたいだけなのに…




どうしてもうまくいかない…




私はみんなの笑顔を守りたかっただけなのに…




涙を浮かばせるばかりになってしまった…









何回やっても運命が僕たちを切り裂く…




時計の針は何回でも巻き戻る





何年も…何十年も…





同じ日が繰り返される…

















「もうどうやったって無駄かもな」







そう呟く君は泣きそうな顔になっていた




彼女が僕を励まそうとしてくれているのが伝わった…けど、僕の心はそんなの御構い無しに自虐行為を繰り返す




励ます為だけに色々な事を考えては口を開き




「そうしたら、もっと元気を出さなきゃ明日も眩んじゃう」って私は笑顔を浮かべながら、君の手を引いて街へ駆け出した






無理やり引っ張られて手が痛かったけどだんだんと僕の心も高揚してきた




彼女が元気を分けてくれる




青空は時間が経てば経つほど夕焼け色に変わり、元気になった君の事が正直心配になった…




案の定、君の瞳は段々潤んで最後には「弱虫な僕には、ダメだよきっと…」と言ってしまった…






だけど私は君だから信じてる




ねぇ、真っすぐ前を向いて?




ホントにダメな時は、君の心を支えてあげるからさ。










言葉に出さなくても彼女の想いが伝わって、僕の心を暖めてくれる








「『いっそ』なんて諦めちゃ、絶対ダメだから




ねぇ、一緒に進もうよ?




『独りぼっち』という世界を壊しちゃおう!!」と明るく言うと、君の悔しそうな表情はまた、明るい笑顔に変わっていた




















































()
















あの日を…










を擦ったあの日を…



















…明

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アトガキ


8月15日といったらカゲロウプロジェクト!!(@ ̄□ ̄@ )!!



そう思い、友人との会話で出来たモノに付け足したものが今回のものになります



アメブロにはしっかり15日にやったのに、こちらを忘れていた…orz

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あきゅろす。
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