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創作(短編・中編)
昔の初恋の音
一瞬目を疑った。懐かしいあの声、小さい頃とあまり変わらない顔、それから…。
「いけうち、さん…?」
「もしかして岡田くん…?」
池内さんはベットに小走りで近づいてくると俺の右手を握った。
「本当に岡田くんなの!久しぶりじゃない」
会えば必ず右手を握る変わった癖も、全く。
「なに笑ってんの!」
そういって笑うのも。
「池内さん変わってないね」
「」
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