学園の扉
5
――蜜柑・綺羅 in Tokyo――
"駅っ" "人の山っ" "そびえたつビルっ" and "お洒落な人々…"
と…東京についた〜!!
「っと…蜜柑、髪くずれてんでー」
蜜柑の髪を直し、タクシーに乗る。
数十分後…
タ「ついたよー」
アリス学園は…デカかった…
やっぱおかしいよ!?大きいことは知ってたけどさぁ、これ程までに!?ギネス乗れるよ!?世界一でかい学校っつって!!!
「…は、はいお金」
タ「まいどー」
危ない、でかさに飲み込まれるとこだった…あぁ…蜜柑がでかさに飲み込まれてる…
仕方ない、と蜜柑を呼び戻す。
「蜜柑っ」
声をかけると蜜柑が異空間(?)から戻ってきた。
蜜「はっ(いかんいかん)よっしー!やるぞー!」
「おーっ!」
と意気込みをしたはいいが、蜜柑がご飯を食べてないせいでへろへろ。
先行き不安だなぁ…
そんなことを考えていると例の詐欺師2人組。
サ1「かーのじょっ」
サ2「おー可愛いね、2人共」
サ1「何してんの、2人?」
あぁ…この人たちが出てきたってことは…ナルっ!?ナルが来るんだね!?
とか興奮しつつ詐欺師の方を向く。まだアリスは使わない、あくまで最初は無効化だけで通すつもりだし。
そんな光景を影で見ている者が1人。
鳴「(ん…ありゃりゃ。迷える子羊2匹発見…Vv 後ハイエナ2匹)」
よいしょっと立ち上がると、そちらのほうに向かって歩いていく。
鳴「(いるんだよねーアリス入学志願の子を甘い言葉で誘って、怪しげなスクールに入れて入学金ふんだくろうとする輩が)」
そんな中蜜柑は…騙されていました。
蜜「えっ!確実に入れるようになる」
「天才養成スクールがある?」
サ1「うん!そこに入ればアリスなんて一発合格間違いなし!」
いやいやいや。僕わかってるからね。アリスがどういう意味なのか。
スクールあるから行けるもんじゃないからね。
蜜「ホンマに!?」
やっぱ蜜柑は可愛いなぁ。これに騙されちゃうんだから…分かりやすいのにね?この人たち。
サ2「君達可愛いから特別俺達の口利きで入れてあげるよ」
蜜「えー!うそー!(いい人やんーv)」
あっさり信じ込んでしまった蜜柑。ありゃ将来変な壺とか買わされても文句は言えないだろう。
サ1・2蜜「「「レッツゴー!」」」
「…?」
金髪の男性がこっちに向かって歩いてくる。
まさか、と思った瞬間、その男性は口を開いた。
鳴「ちょっと待ったvお仕事の邪魔して申し訳ないけど、その子猫ちゃん達をどこに連れて行くつもりかな〜vV」
アハ〜ンvVという効果音をバックに現れたのは…
「ほぁ…っ」
ナルだああああああああああああああっ♪
やばいよ本物見ちゃった!!めっちゃかっこいい!!うきゃーっっ!!
とかなんとか興奮しt…はしゃいでいると、詐欺師の一人がナルに食ってかかっていた。
サ1「何だお前っ」
鳴「何って、アリス学園の教師v」
そんな質問に対して平然となるはホントのことを話す。
…まぁ、簡単には信じてもらえないでしょうね…外見的にはなるの発言も詐欺師っぽいし…
サ1・2蜜「「「ウソだっ」」」
鳴「え、何で?」
うん、何で?じゃないよナル。君の外見ではちょっと難しいよ。
サ1「行こうぜっ!あんなチャラいの教師なわけない…」
鳴【うそは…いけないなぁvV】
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