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学園の扉
3


蛍マ「…蜜柑ちゃん達のせいじゃないの…遅かれ早かれ、蛍はどの道学園に行くこと避けられなかったのよ。

蛍は綺羅ちゃん達のこと大好きだったから、きっと綺羅ちゃん達の一番悲しみの少ない方法でここを去ろうと思ったんだと思うの」



蜜「(うそや…だって蛍…)」



蛍「じゃあ、6から10までは綺羅ね」


「!蛍っ大好き!」


蜜「蛍…ヒドイ…」


蛍「…あんたらの泣き顔は3割増しブス。そんな女共に何度泣きつかれても意見は変わらん」


蜜「「蛍ーっ!あんたって奴はぁーっ!」」


蛍「でも…笑ってるあんた達を見てると、なぜかイヤな事忘れられるから。そういうあんた達は嫌いじゃない」


(だから笑って)


『あの子は不器用な子だから』


(あたしの事、悲しい思い出になるくらいなら)


『こんな形でしか、人に気持ちを表す事が出来なくて』


(いっそ怒って)


(忘れて)







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あきゅろす。
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