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学園の扉
6



棗「…5秒で答えろ。答えなかったらお前を犯す。お前ら何者だ」


「おっ…おか…す…?」


何を言っているんだ何を言っているんだこのマセガキは。聞き間違いか?そうだと信じたい。


棗「……Sexするぞ」


「!!…なっ…///」


どうやら聞き間違いではなかったようで。


羞恥に頬を赤く染める綺羅。


「みっ///蜜柑っ緊急ボタンっ」


こんなマセガキにやられてたまるかあああ!!!


蜜「はっ!そうや!(ダッ」


蜜柑が緊急ボタンまで走る。


棗「チッ…おい」


棗がそれを阻止するために、綺羅を放り出し、蜜柑を押さえつける。


「!みかn(ガッシャ――ンッ


!?What!?!?


棗「…遅かったじゃん。流架、沙羅」


あ、流架だ!そうだよこの子だ!!遅かったよほんとに!危ないよ!!


沙「…ったく」


流「誰のせいだと思ってんだよ。棗」


沙「せーっかく助けに来てやったのにー。なぁ流架?」


流「ほんとだよ」


棗「るっせ…」


ん…んんっ!?!?何かイレギュラーな人いるよ!?誰沙羅って!!!


流「…何してんの?そいつら誰?」


流架は知ってるぞ、流架は…


棗「起きたらいた。わめくだけで正体言わねー」


棗も知ってる…


沙「そいつらアリス?」


銀髪…誰!!やっぱり知らないよ誰!?


棗「さあ。知んね」


蜜「(誰か…っ…綺羅っ)」


蜜柑が心の中で助けを求めていると、棗が爆弾発言。


棗「とにかくゆーこときかねーし、泣かしてやろうと思って。パンツでも脱がすか」


流・沙「「ふーん」」


蜜「(ギャ―――――ッッ)」


棗のバックには逆らう奴はブッ飛ばす。となっている。


やばいやばいやばい!!このままでは蜜柑が!


急いでボタンを押そうとするとふと手を掴んで阻止してくる流架。


流「何でこいつ抑えないの?こいつのが泣かせやすそうなのに(背小さいし)」


流架がもう片方の手で綺羅を指差しながら言う。


人を指差してはいけません。


棗「…さっき抑えてた。でもこいつが暴れっから…それよりそいつ抑えてろ」


棗は流架と沙羅に綺羅を抑えるように言う。


えっちょっとやめてよ緊急ボタン押せないじゃんか。


沙「はいはい――っと…」


流「どうしたの?沙羅――…」


2人が腕を掴んだ相手――綺羅は当然とても可愛いわけで――…


流・沙「「…///(可愛い…///小動物みたい…)」」


「あぅ…」


綺羅は涙目。


不覚だ…自分も小さいせいで男の子の力に対抗できない。


蜜「ギャ―――ッッ変態――っスケベ――ッ」


めくるめく水玉の世界…


「みっ…蜜柑!」


沙「ところで棗。何でこいつらの事アリス使って脅さねーの?」


棗「疲れてんのか調子でねーんだよ」


そのとき廊下から声が。


棗「あ、やべ。人きたぞ」


バンッ


鳴「大丈夫!?綺羅ちゃん、蜜柑ちゃん!!」


蜜「「うあああっ鳴海先生!岬先生!」」


綺羅と蜜柑は鳴海と岬に泣きながら駆け寄る。綺羅は鳴海に抱きついた。


鳴「!!///綺羅ちゃん!!///」


棗、流架、沙羅はすでに逃げる体制。


岬「棗っ!流架っ!沙羅っ!」


棗「じゃあな。"水玉パンツ"と"チビ"」


棗は蜜柑のパンツをヒラッと落としながら言った。


…蜜柑のパンツを落としながら…?


…あ、結局間に合わなかったのね…(笑)


鳴「脱がされたの?」


おい。チビ?チビっつった??あんのクソガキ…っトリップ前も後も何故か小さいっていう僕のコンプレックスを…っ


蜜「ひ…ひ…ヒギャ――――――ッッ


鳴「み…蜜柑ちゃんっっ」


「な…な…なんやね――――――んっっ


鳴「綺羅ちゃんっっ!?綺羅ちゃんまで何かされたの!?」





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