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†story
りんご
私は蜜。
好きな人がいる。

それは野球部の武くん。
すごく格好良くて性格もいい

あまり話した事ないけど…


一言で言えばファン。
そんなかんじ。

で、今私は武くんの下駄箱の前にいる。

今日はバレンタインだから。

恥ずかしいから名無しでチョコを入れようとしている。

なんで早く入れないかって?

だって緊張してるんだから。
しょうがないよ…ね?


「俺になんか用?」

「きゃあぁあぁぁっ!?」


こ、この声は……

「た、た、武くん!?」

「あぁ。」


まさかのご本人の登場!?

「もしかしてチョコ?」


ご名答。
はい、そのとうりです(泣)


「ち、違います!!違う人の所に入れるつもりで…」


あぁ!
馬鹿!自分何言ってんの!!


「嘘なのな〜」

「ええっ!?」


エスパー!?


「何故…」

「だって、ほっぺりんごみたいに赤いのな〜っ」

返す言葉がない。


「当たり?」

「……はぃ…」


最悪。
すごく気まずい…。



「じゃあお返しなのな」

───ちゅ

「─────!?////」


き…キス?
つまり両想いって…事だよね?

「ん?もう一回してほしい?」

「いやっもうじゅうぶ…っ」

言い終わる前に唇を塞がれた


「りんごみたいなのな」

ファーストキスは
甘い恋の味。







(何回するきですか!?//)

(ん〜…あと10回?)

(えぇ───!?)

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あきゅろす。
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