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Silver Chain




「カカシ先生って、《はたけ》だったよなぁ?」


帰り道、ナルトが突然、尋ねてきた。


「いきなり、何よ?
先生の苗字も忘れたの?」


「違うってばよ。《はたけ》って他に居るのかなって、思ったんだってばよ。」


「はたけは、俺だけだよ」


そう言うと、ナルトが
残念そうに話し出した。


「俺の知ってる姉ちゃんも、《はたけ》って、言ってたってばよ。」


「…知ってる、姉ちゃん?!」


もしかして、花音の事か?!


「そのコの名前はっ?!」


つい、強い口調になってしまい、後ろに歩いていたサスケとサクラが驚いていた。

ナルトも、目を丸くして


「…花音――
はたけ花音って、言ってたってばよ。」


やっぱり、花音かっ!


「ナルト、それは、いつ頃の話だっ?!」

俺の口調は、ますます強くなる。


「…もう、かなり前だってばよ。アカデミーに通ってた頃だったから…」


姿を消す前か…


少しの期待が

一瞬にして、消えた。


「…それで、なんで知り合ったのよ?」


俺は冷静さを取り戻し

いつもの口調で聞いた。


「はたけ花音!?」


いつも冷静なサスケが、びっくりした様に叫んでいた。


「サスケも知ってるの?」


「…あぁ。」





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あきゅろす。
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