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Silver Chain




「なっ、何だっ!これはっ?!」



はたけが、大声を張り上げたかと思うと、


突然、降り注いだ雷の様な粒。


それは、カラクリ共に降りかかり、
カラクリ共は、真っ黒焦げになって、倒れていった。


俺は、目の前で起こった事に、ただ、呆然と立ちすくむだけだった。



バタッ!


人が倒れた音に、我に返った俺は、そちらを見遣る。


「おっ、おい!大丈夫かっ?!」


倒れた、はたけを抱き起こし、声をかけた。


『スイマセン、土方さん。久しぶりに、大技使ったんで…』


はたけは、そう言って、俺の腕の中で気を失った。


俺は、はたけを抱え上げた。


こんな、か細い体で、あんな事成し遂げるなんてよ…


頓所へ向かう為、パトカーに乗り込む。


はたけを後部座席に寝かせ、煙草に火を付けた。



松平のとっつぁんが言ってた通り、かなりのキレ者だ。


しかし、あの闘い方…


なんの躊躇もなく、カラクリ共を倒していきやがった。


いつもの無表情で、
顔色ひとつ変えねぇ。


そして、あの瞳…


敵を倒す事を楽しんでるかの様な、あの瞳――



「あんなもん見せられちゃあ、認めねぇ訳には、いかねぇな…
しかし、あの瞳は厄介だ…」





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あきゅろす。
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