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Silver Chain




『…あたしが、仲間を?』


あたしは、銀時の瞳を見た。


「たっ、多分だけどよっ」


そう言って銀時は
あたしから離れた。


「っつーか、花音自身も気付いてねぇんだよ。」


そう言って銀時は

あたしの頭を
くしゃくしゃ
っとした。


『…銀時』
「ん?」

『…あたし、忍術使うの控える様にするからさ
剣術、教えてよ』


「控えるじゃなくて
使うなっ!」


銀時は、ドロンのポーズで言った。


『ふふっ。それは無理だよ。だって、あたし忍だもん。』


「…そうだよな。花音が忍だから、ここに居るんだもんな。
でも、俺のは我流だからよ、ヅラにでも頼んでみろよ」


『ヅラに?…教えてくれるかなぁ?嫌がるんじゃない?』


「さぁなぁ…花音の頼み方次第じゃねぇの?」


銀時は、意地悪な笑みで答えた。


…確かに、みんな良くしてくれるけどさ…


断られたら

それなりにショックじゃない…


『…とにかく、ヅラに頼んでみるよ。
銀時…ありがとね。』


「おぉ」


あたしは、ヅラを探しに行った。


「…盗み聞きとは、悪趣味だなぁ、高杉よぉ」


「ククッ…バレてたのか」




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