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Silver Chain




「じゃあよ、何で高杉
助けたんだよ?」


銀時の腕が離れて

お互い、見つめ合うような格好になった。

あたしは、恥ずかしくて

俯いた。


『…何でだろ?
銀時の仲間を死なせたくないって思った。
だって、銀時の仲間ってことは、あたしの仲間でしょ?
たとえ、チャクラが尽きようと、助けたいって思った…』


「…ソレって、仲間を護りたいってことなんじゃねぇの?」


…???


そういう事なの?


ここに来る前
蓮に対する想いを
桜華に見せられてから


あたしの、感情に変化があったのは

確かだ…


それに、あたしを心配して、飛んで来た
兄貴の笑顔を見て…―


銀時の優しさに触れて…


これが


護りたいもの…――





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