Silver Chain
3
『…大丈夫。チャクラ…使い過ぎた…まだ、加減がわからなくて…』
花音は、俺の体から離れて、その場に座り込んだ。
俺も座り込み
花音の顔を覗くようにして尋ねた。
「その…チャクラとかゆーのって、無くなったりしねぇのか?」
『…使い切ったら…
無くなるよ』
「無くなったら?」
花音は、空を見上げて、答えた。
『…無くなったら
死ぬ…――』
「ちっ…花音は、死ぬって事をを前提に
戦いに行くってことか?」
俺は、花音を抱きしめていた…
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!