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Silver Chain




「これってよぉ、忍術ってヤツか?」


銀時が、粉々になった木片を、パラパラと触りながら、尋ねてきた。


『そだよ。他にも、出来るよ』


あたしは、ニッと、口角を上げて
銀時を見た。


「…ソレって、脅しですかーっ?!」


こんなやりとりが
いつまでも続けばいい…


『…でもね、こっちに来てから、忍術が使い辛い
チャクラ…忍術を使う時に必要なエネルギーみたいな物…なんだけど
木の葉に居た時よりも
かなり量が減ってて…
コントロールも難しい
だから、戦闘に入る前に練習しようと思って…』


「…戦いの時に、使うつもりか?」


銀時の表情が変わった。


『…ん。だって、剣術だけじゃ、みんなより劣るし、体術だったら、倒せる敵の数が限られてくる』


あたしは俯いた。


「何、言ってんだよ!
そんな心配なんて、しなくていいんだよっ!
花音並の強さがあれば、死にやしねぇーよっ!」

銀時は、切り掛かるようなフリをして

あたしの、肩に手を置いた。


『足手まといに、なりたくない』


あたしは、銀時の手を
振り払って立ち上がった


その時、目眩がして
よろけてしまい、銀時に倒れ込んでしまった。


「おっ、おいっ!大丈夫かよ!?」





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あきゅろす。
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