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Silver Chain




「あぁ。この通りだ、銀時」


…この男が銀時?


「おめぇよぉ、3日間も眠ったまんまだったんだぜ。連れて来たものの、このまま目を覚まさなかったら、どうしようかって思ったじゃねぇかよぉ」


と、頭を掻きながら
桂の隣に、腰を下ろした


あたし、クナイ構えたままなんだけど…


「で、助けてもらった
お礼に、それで、何かしてくれんの?」


銀時と呼ばれた男が
クナイを指差して言った

殺意は感じられない。
それ以上に、警戒すらしていない。

あたしも、警戒を解いてクナイを構えていた手を降ろした。

『助けてもらった経緯は聞いた。あたしも、何でこんな事になったか
わからない。ここに居る訳も。天人とかいうものも』


銀時も、桂と同じ様な表情になった。


「じゃあさぁ、あんた、どっから来たの?」


『木の葉…。木の葉の忍』


「木の葉?そんな場所
聞いたこともないぞ


桂が声を上げた。


『…じゃあ、ここは何処なの?』


木の葉を知らないなんて
有り得ない。
でも、もしかすると…


「ここは、江戸から少し離れた…」
『えど?!それこそ何処よっ!そんな所、知らないっ!』


桂が、言い終わる前に
あたしは、叫んでいた。


もしかしてじゃなくて


…空間移動…――




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あきゅろす。
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