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Silver Chain




俺は、とりあえず木の葉へ戻り

花音が姿を消したことを
火影様へ報告した。


「…で、お主はどう思うのじゃ?」


神妙な面持ちで、火影様が問い掛けてきた。


正直、俺にも何が起こったのか、わからない…


しかし、このままでは
花音は、抜け忍扱いになってしまう…


「私は、花音に
迎えに行くので、待っているように言いました。
それに、仲間を助けて
無事に帰還したか気にしているはずです。
そんな状況で、里を抜けるとは、考えられません!」

俺は、冷静さを失っていた。


「カカシよ。お主の申すことは、最もじゃ。
…けどのぉ…―」


言葉を詰まらせる火影様に、俺は続けた


「それに、私が見た
月の光。あれは、尋常なものでは、ありませんでした。何か起きたとしか考えられません。
あの近辺を調査しては もらえないでしょうか」


こんな形で花音を抜け忍にするわけには
いかない。


花音は、俺が迎えに来るのを待ってるに
違いない…


「そうじゃのぅ。確かに花音が、里を抜けるとは、思えん。お主が見たという、月の光も気になるしのぅ。…わかった。調査をさせよう。
だが、カカシ。お主が
この件には関わることを禁ずる。」





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あきゅろす。
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