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Silver Chain




桂小太郎…


この男は、間違いなく


強い。


しかし、男が名乗った名前に
聞き覚えが無い。


偽名だろうか…


しかし、この風貌。


忍ではないだろう。


未だに沈黙を続ける
あたしに、桂は優しい笑みを零し


「そう、警戒しなくてもよい。お主も、天人相手に、戦っていたのであろう。敵は同じ。ある意味俺達は仲間だ。」



『…天人?何、ソレ!?』


あたしは、聞いた事の無い言葉に驚いて、思わず声を発していた。


「天人を知らぬのかっ!?お主、攘夷戦争に参加しているのでは、ないのか?」


桂も驚いたようで

先程のまでの、優しい笑みは、消えていた。


「おぉ〜い!ヅラぁ
小娘の具合は、どぉだぁ?」


銀髪の男が、やる気のなさそうな声で

入ってきた。




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