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Silver Chain






『ひっ、土方さんっ!突然コレが、沖田さんに…』



コレとしか表現できない、生き物。


見掛けは犬。


なのに、尋常じゃない大きさ。



それが、沖田の頭ごと、噛り付いている。



沖田は、足をジタバタして何かを叫んでいるけど、
何せ、彼の顔は、コレの口の中にすっぽり入っているから、
何を言ってるのか解らない




「コイツァ、万事屋の…」



『万事屋?』



「おい、チャイナ!このデカ犬、どーにかしやがれ!」



どうやら、土方さんと知り合いらしい。



と、ゆーか、やっぱり、犬なのか?!



あまりのデカさに気付かなかったけど、犬の影に隠れて、女の子が立っていた。



「どーするも、こーするもないネ。銀ちゃんに、言われたアルヨ。
銀ちゃ〜ん!どうしたらいいアルカ〜?」



その、女の子が、叫んだ。



「銀髪ヤロー?おいっ!隠れてねーで、出てきやがれっ!」



土方さんも、叫んでいる。



銀ちゃん……




銀髪……



なんだって?!




頭を掻きながら、のそりと姿を現したのは、



確かに、銀髪ヤローで




紛れもなく、




銀時だった…






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あきゅろす。
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