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小説 ~ナルト~ 短編
ナルヒナ
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「俺は…好きだってばよ!!」







騒動はこの言葉から始まった






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「えー!?ナルトがシカマルに告白ー!?」

火影室でのサクラの言った言葉
その言葉にヒナタは耳を傾けた…否、疑った


今日は任務で、ヒナタ、サクラ、いののこの三人での任務だった

任務も終わり火影室に報告に行っていると、いのがこんなことを言ったのだ



「さっき見たんだけどね、ナルトとシカマルがどこかの部屋にいたんだけど、ナルトが告ってたのよ」


この言葉にサクラはもちろんヒナタも驚いた



男同士とかではない、ナルトが告白したということに。


いや、男同士ってのも耳を疑うところではあるが。


「(な、ナルトくんが…?シカマルくんと…!)」


頭が混乱して何も言えないヒナタ


その間に火影への報告も終わり帰ろうとしたとき。



「ばあちゃーん」


ナルトが入ってきた

いきなり入って来たので三人は驚いた。そしてそのうちの二人がニヤニヤして言った


「あんた、シカマルに告白したんだって?」


「…え?」


いののこの言葉に目を見開くナルト。



「あんたもあんたよ、まさか男同士で…」


サクラは少し呆れた様子で言う



「ちょ、待つってばよ!」


なんの話だ?



彼はそう言った。


「隠さなくていいのに」

「そうよそうよ」


だがナルトは本当にわからないと言った表情でこちらを見ていた



さすがに違うと感じたのか、いのとサクラも戸惑いの色を見せる


「え、じゃあ…シカマルに、好きって言ってたのは…?」


「へ?好き?…あぁぁ!!」


思い当たる節があったのかいきなり叫ぶナルト。

そして、赤くなる顔。



3人はもうよく分かっていない



「(やっぱり…誰かに好きっていったのかな…)」


ヒナタの胸の中は不安だらけ。


「あ、あれは…シカマルに…__のこと好きかって聞かれたから、好きって応えたんだってばよ!!///」



肝心な部分が。
肝心な部分が聞こえなかった



「え?もっかい言って」


「だからー!!ヒナタのこと好きかって聞かれたから、好きって応えたんだってばよ!!!!!///」


「え」



この言葉を聞いた限りにはヒナタも戸惑いをかくせない。


「(わ、わ、わたしのこと…!?///)」




いのとサクラは口をポカーンと開けて、ヒナタとナルトを交互に見つめている



そして気づく

いい雰囲気だということに。



「じゃあ、わたし達帰るわ」

「じゃあね」


そそくさと帰っていた2人



火影室には綱手とナルトとヒナタ




綱手はなんとも言えない状況になったそうな



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あきゅろす。
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