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紡ぐコトノネ。
11
部屋を後にして再び廊下に出ると、今度はさらに奥へと案内される。
風の流れを感じるから、さっき外から見た回廊を渡るのかな?
ということは、4つあった離れの一つが書庫なんだろう。
前を先導する吾嬬くんによると、ご主人の趣味が読書で、暇さえあれば本を読んでいるらしい。
それはもう嬉しそうに、最高級の笑顔を付けて教えてくれた。
言い表すなら忠犬だね。
左右に激しく揺れる尾っぽが見えた気がしたよ。
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