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紡ぐコトノネ。
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部屋を後にして再び廊下に出ると、今度はさらに奥へと案内される。

風の流れを感じるから、さっき外から見た回廊を渡るのかな?

ということは、4つあった離れの一つが書庫なんだろう。

前を先導する吾嬬くんによると、ご主人の趣味が読書で、暇さえあれば本を読んでいるらしい。

それはもう嬉しそうに、最高級の笑顔を付けて教えてくれた。

言い表すなら忠犬だね。

左右に激しく揺れる尾っぽが見えた気がしたよ。



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あきゅろす。
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