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紡ぐコトノネ。
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彼は、興味津々で結び目に付いている2つの宝玉を見入るように眺めた。

紫色の直径1センチほどの玉は、回廊に差し込む光に反射して輝いている。


「人によって装飾の仕方が違うんですよ。僕の場合は、ピアスと同じアメジストの石を使っていますが、宝石を使わずに数種類の紐を織り交ぜた物や、勾玉を付けた物もあります。自分のオリジナルを、恋人への贈り物としてプレゼントすることもありますね」



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あきゅろす。
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