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紡ぐコトノネ。
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朝から寂しいというか、軽いというか、とにかく何かが足りないって思ってたんだよね。

そうか、この紐が無かったんだ。


「装飾品なんですか?」


手首に巻き付いた紐を見て、吾嬬くんが不思議そうに尋ねてくる。


「ああ、これは弥螺の習慣みたいな物ですね。男女問わず、こういった紐を体や髪、洋服に付けるんですよ」

「そうなんですか。この石、綺麗ですね」



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あきゅろす。
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