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紡ぐコトノネ。
18
朝から寂しいというか、軽いというか、とにかく何かが足りないって思ってたんだよね。
そうか、この紐が無かったんだ。
「装飾品なんですか?」
手首に巻き付いた紐を見て、吾嬬くんが不思議そうに尋ねてくる。
「ああ、これは弥螺の習慣みたいな物ですね。男女問わず、こういった紐を体や髪、洋服に付けるんですよ」
「そうなんですか。この石、綺麗ですね」
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