妄想エロ小説 部室で…D どれくらい時間が経ったのだろう? なんだか酔っ払ったかのように、躰がフワフワして熱くなっていた。 (…これ、お酒だ!!) ただの炭酸ジュースだと思って飲んでいた物がチュウハイだったという事に今更気付き、焦ってこぼしてしまった。 部員達も酔っているのか、ちょっとテンションが普通じゃない。 「みんな!!ダメだよ…これ…お酒…」 お酒なんて飲んだことのなかった私は、始めての酔っ払うという感覚に、頭がぼうっとしてしまい上手く力が入らなかった。 『まぁまぁ、堅いことは言いっこなし!』 『さて、今日のメインイベント始めるぞー!』 部員達に言いくるめられ、フラフラする躰を支えられながら皆が作っている円の中へと連れて行かれた。 『よし!じゃあ毎年恒例の…王様ゲームを始めます』 ワー!ワー!! 部員達の歓声が響き渡る。 私もなんだか楽しい気分になってきていた。 『じゃあ、一人一本ずつ』 用意してあったのであろう、20本近くの割り箸は下の方が見えないよう握られていた。 皆が一本ずつ引いたので、自分もそれを真似て一本引いてみた。 引いた割り箸には、下の方に1と数字が書いてあった。 [前へ][次へ] [戻る] |