A
「…ん…はぁ…っ」
あの体勢のまま。
オレが紅の後頭部を押さえて深いキスをする。
「…はぁ…っ…ぁ」
隙間から漏れる吐息が堪らない。
『…はぁ、またヤりたくやってきた。』
「…っ…ふざけんなバカッッ////」
紅の白い首筋に甘噛みする。
そうすると紅はオレの頭に顔を埋めて。
「…せんせぇの匂い…」
『ふふ。可愛いなぁ、紅』
そしてまた口づけをする。
──それを遠くから見つめる、紘くんと竜。
「…流石。大胆だ。ドア開けっぱなしで。」
「…ぅわぁ…っ////」
ぽっ、と顔を赤くする。
彼はいつまでも初なんです。
好き。
好きだからこそ、
誰かに伝えたい、自慢したい。
こんなにも、オレは紅を愛していて。
紅は可愛いんだってことを。
ごめんね、
今日は許して。
好き。
大好き。
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