F
「…………」
起きたのは次の朝。
やべ、今何時?
時計を見ると9時48分。
ぉおぉお!!!!遅刻だぁ!!!!
がばぁッ
と勢いよく起きて、腰の激痛に襲われる。
「…ッ…痛…」
そして、ふと隣を見ると、先生が寝てる。
あれ?
今日は休日だっけ?
いやいやいや。
今日は木曜日のはず。昨日、銀魂見なきゃ、って思ったんだもん。
「…せんせ…?」
『…………ん─?』
「…今日学校は…?」
『…休んだ』
「……え!!!?」
大丈夫なのかな…休んで…。今日は確か理科の授業が…。
『大丈夫だよ。授業は代理の人に替わってもらったし。紅のことも学校に言っといたからさ』
横になりながらニコッと微笑む。
「…そうなんだ…」
そして俺も横になる。
『ほら、また寝よ?』
俺に布団をかけて、中で抱き締められる。
『紅あったかぁい…子供体温…』
「…先生が低いんじゃないの…?」
『そうかもね☆』
「おやすみ」
『おやすみ…今日もエプロンしてね』
「は!!!!?」
チュッ
そして最後もキスで終わり。
「終わらせるなぁ──!!!!俺の話を聞けぇい!!!!」
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