《G》
はぁ…。
俺は今日。めっさ疲れました。
だってさぁ…、朝っぱらから紅葉に呼び出され、何かと思えば子供を預けられ…なんか先生にはなついてるし、なんか俺の事嫌ってるっぽいし?
(先生を取られた俺にとっては)
全く良いことがない。
嵐のように過ぎていった時間に凄く疲れた気がする…。
はぁ…。
つか。アレ。
風呂場でのアレが聴かれてたかどうか気になるよ…。
同性愛…。昔に比べると、受け入れてくれる人は増えてるっぽいけど…。
(本屋とかでBLコーナー結構広いし)
でも流石に9歳の幼子にそれはちと早すぎる気が…
青少年の育成上、破廉恥な行為とか、同性愛とか教えるにはまだまだ早いよな。
(俺だってその頃は無垢で純粋な仔だった…はず)
あ─…。でもどこかの誰かが、
"破廉恥な行為を疚しいことと思っていないで、子孫繁栄の為の行為とゆう風に思い、恥ずかしがらず教えるべき。"
とかなんとか(若干違うと思うが…)言ってた気がする。
でも同性愛は非生産的行為だから上のには当てはまらねぇなぁ…。
難しいなぁ…。
はぁ…。
何回目かのため息をしたところで、ふと時計が眼に入った。
「あ…もうこんな時間だったのか…」
もう夜の1時を廻っていた。
何だかんだで恐ろしく時間が早い…。
『ユーイチ、眠い?』
先生が、隣に座って居た悠一に話しかける。
悠一はと言うと、もう首をカクンカクン…
眼もとろんとして、とても眠そうだ。
『よし、じゃあお布団行こっか』
預かっている子供をソファーに寝かせることは少し気が引けるので
寝室に運んでってやる。
そして、いつも俺達の寝てる布団の中に潜りこませてやると。
「す──…」
すぐに心地良さそうな寝息が聞こえた。
『よっぽど眠かったんだね。可愛い寝顔♪』
「はっ…俺に対するたの態度が直れば可愛いかもな」
あの態度はなんなんだよ…一体。
『今日は寝るの別々になっちゃったね。』
「ぇ…?」
あ…。そっか。
いつも俺たちが寝てたこのベッドには2人が限界…。
悠一を寝かせた今、あと1人しか寝れるスペースがないのだ。
『あれじゃない!?紅と住んでから、2人別々に寝るなんて初めてじゃない!!?』
あははっって笑ってる先生。
「あぁ…。そうかも」
言われてみれば…って感じだ。
『じゃあオレはソファーで寝るから。朝んなったら起こしてくりぇ』
BYE-BYE☆って手振って、寝室を出てこうとしとる先生の手をがしっと。
「…じゃあ俺もソファ-がいい」
先生と一緒に居たいじゃないか。
只でさえ昼間ガキんちょに邪魔されたのに。
今一緒に居ないでいついるんだ!
『それは…っ風邪引いちゃうよ?』
「大丈夫、ちゃんと布団かけるから。お願い、」
ちょっと肩を竦めてお願いしてみると、
『もう…狡いなぁ』
って、微笑みながら許してくれた。
『……シてもいいの?』
やっぱりソファーは狭い。
寝ようとすると俺の上に先生。
…押し倒されている見たいな形になる。
そうなると 先生は盛りだすのでご注意を。
「…どうぞ。喰ってください」
別に嫌じゃない(寧ろ今日はシたいかなぁーとか思う)から、俺はあっさりと先生に身体を明け渡した。
「あ!でも、激しくはヤんないで…。声我慢すんの辛いし、もうすんどめ嫌だから…」
『りょ─かい☆』
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