《F-It is anxious.-》
夕御飯も食べ終わり。
食後の余韻に浸っているころ。
『紅─…。その指じゃ、お風呂はいるの大変でしょ?』
「ぁ…確かに…」
『だからオレが洗ってあげるっ』
先生がにこにこしながら、そういってきた。
普段だったら絶対断ってるだろうけど…。
今日は悠一に先生を捕られっぱなしだったから。
「…ありがと」
ちょっと位甘えてもいいよね?
******
悠一はというと、リビングでテレビを見てる。
「んっ…ふぅん…///」
『ほら…もっと脚開いて…』
「やぁっ!…あぁっ…」
風呂場に響く俺の声。
背中をスポンジで洗っていた先生の手がいつの間にか前に来て。
身体をやらしく撫で回しながら 俺のを弄られる。
『声聞こえちゃうよ?』
「ぅ…んっ…でも…ぁ!」
『ふふ、可愛い』
より一層先生が速く抜き出すと
「はぁっ…ぁっ!…イく…!!」
『イっちゃえ』
ほんとにもう……、イく寸前だったのに。
「弥沙せんせ─」
「『!!!!!!!?」』
背後からまだ聞き慣れない子供の声がして。
2人で振り返ると、悠一はドアは開けずに そこにいるようだ…。(曇りガラスなのでそこに居ることがぼんやりとわかる)
いつから!!?
先生は俺のから手を離して、
『…どうしたの?ユーイチ?』
先生も動揺してるらしい。
「おれもせんせいと一緒にお風呂はいりたいっ」
『そ…そっかぁ!じゃあ、後で一緒にはいろうなぁ。今は紅を洗ってるから』
「うん。わかったぁ」
そうゆうと、どたどたと廊下を歩く音が遠ざかっていった。
「…………」
『…………』
「……ばれたかな…」
『いや…大丈夫だよ…きっと…』
暫く、俺たちは悠一の居たドアの方を見ながら固まっていた。
「…すんどめ食らった…」
『あ…ごめん』
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