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《C》


リビング。

子供をリビングにあげて、先生に理由を話した。

すると。


『あぁ、いいよ?』






「…………へ?」


『だからいいよ?預かっても。3日間でしょ?』


にこにこしてる先生。

心…広すぎやしませんか。

突然来た、誰の子かもわからない子をそんなにあっさり預かってしまっていいのですか、先生…。


「ぇ…でも誰の子供かもわかんないんだよ?そんな子をそんな簡単に預かるだなんて…」

危険すぎる。
もし、そのまま育ててくれなんて言われたらどうすんのさ。


『平気平気っ!こんな可愛い子を手放す親なんていないって。
それに、今更子供が1人や2人増えたからって変わんない♪』


「なにそれ、その1人って俺の事?」

『めっそーもない』

とか言ってるけど、絶対嘘だろ…。







「…………」

どうしよう。




ぶっちゃけ、俺子供嫌いだし……これから3日間一緒にいるんだと思うと気が重い。

先生は、"断る"とは思わなかったけど、心のどこかではきっとそれに期待してたような気がする。

しかし、先生がOKを出した今…。
ここの部屋の所有者は先生であって俺ではないのだから追い出すことも出来ない。



(3日間…頑張るしかねぇのか…)



そんな子供嫌いの俺は、コイツにどう接したらいいか解らない。


何をするべきなのか、
何から聞くべきなのか、
どう触れていいのか。



何もわからねぇ…。






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あきゅろす。
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