春休み
「──♪」
今。俺はめっちゃご機嫌です。
なぜかと言うと…。
今日から春休みだから!
春休みって、陽気が暖かくて気持ち良くて。
いつでも眠たい、そんな日ばかりで。
俺は夏休みよりも好きかも。(だって夏暑いし)
るんるん、そんなリズムでキャベツを切っていると、
『ただいま─』
!!先生帰ってきたッ
していたことをすべて止めて、まるで犬の様にしっぽを振りながら(ないけれどね)玄関にいる先生に思いっきり抱きつく。
とゆうより…タックル?
『どぅわッッ』
思いっきり抱きついたせいで先生がバランスを崩して、尻餅をついて。
その脚の間に俺がいるような形。
『び…びっくりしたぁ』
「ははは」
『……。こんなお出迎え、嬉しいなぁっ』
先生はにっこり笑顔になって思いっきり俺を抱き締めた。
「今日から、春休みなんだよ」
『おぅ、そうだよなーっ
これでいつもよりいっぱい紅と居られる。』
「うん…。いっぱい居ようね」
またぎゅーって抱き締められて、俺も先生の背中に腕を回して まぁそのままのノリで唇を合わせて。
『春は…盛りの春だね』
俺と唇を離して、おでこを合わせながら
「…はい…?」
『春休み、毎日しようね』
「……。」
さっき言ったことを後悔した、紅くんでした。
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なんだか、盛りの春って響きがいいですね☆
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