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小説2
大パニック!
今日は珍しい程平和な暁。

喧嘩や怒声すら鳴り響かなかった。






「なあ……お前ら何見てんの?」




先程までサソリと一緒に昼寝をしていた
飛段。

まだ眠たいのか目を擦りながら全員がいる部屋へやってきた。





「あっ……飛段ですか…あなたも見ておいた方がいいですよ。」


「え?」




【地震対策!これで突然地震が来たって
もう安心♪】




「地震来るの!?えっ!ちょっと待て!!まだ逃げる準備してない!!;;」


「「ハァ?」」



テレビを見た途端慌て出した飛段。



「どうしよ;;まずはジャシン教グッズとぬいぐるみと鎌と……えっと;;あっ!!角都も連れて……」


「おーい……そこの馬鹿〜……」


「馬鹿だとぉ!?粘土小僧が生意気な口
叩くぜ!!」


「っんだと!!大体、オイラの方が先輩
なんだぞ!生意気なのはお前の方だろ!!」



二人が喧嘩を仕出したため静かだった一日が一変して騒がしくなった






「このっ!!痛っ!!テメェ顔抓んな!!」


「っ!!いったい!!髷引っ張んなよ!!痛て!!」



「二人共喧嘩は止せ!皆、仲良く……っ!ぐおっ!!」


「リーダー!!大丈夫ッスか!?」



取っ組み合いになったため止めに入った
ペインだったが二人の拳を同時に食らってしまったのだった。




「貴様らぁー!!いい加減にしろ!!!」


「煩ぇ!!テメェの出る幕じゃねぇんだよ!!」


「引っ込んでろ!!この糞リーダー!!」


「なんだと!!望むところだ!!貴様らのような弱輩者など即ぶっ倒してやる!!」




ペインまで混ざってしまい大乱闘になってしまった。






その時………







ゴゴゴォーーー!!





「ん?ギャアアァ!じっ…地震だーー!!」



突然、地震が起きたのだった。




「うわあぁ!揺れてるー!!」





ガシャンっ!!





「「うわぁーん!リーダー!!!(泣)」」


「ぐっ!!きっ……貴様…ら!離せ!!
く…苦しい!!」




ガラスや皿が割れた音に驚き、泣きながら
ペインに飛び付く飛段とデイダラ。




そして揺れはすぐに止まったがアジトは
めちゃくちゃになってしまっていた。





「やっと止まったッスね……」


「そうですね……あっ!ゼツさんと角都は大丈夫でしょうか?!;;」


「外の花に水やりしてましたけど……どうなんスかね;;」





その頃二人は……







ブシューー!!





「ギャアっ!!水道が破裂した!!!」



「わぁっ!!水だぁー♪角都水だよ♪」


「水浴ビスルゾ……」




水道が破裂し慌てる角都。

その隣では喜び、はしゃいでいるゼツの姿があった。




「喜ぶな!早く直さないと!……おいっ!さっさとしろ!!」









二人が大変な目にあっている時にアジト内でも問題が起きていた。




(続きへ)


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あきゅろす。
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