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アンケート小説
初恋(角飛)
最近、何故か分からないがおかしい。




気がつくと飛段を見ていたり、話す時には
緊張しているのか上手く話せない。





一体これはなんなんだ………









うーん………最近の俺……変………





角都を真っ直ぐに見れない!顔見たらなんかドキドキする!!




わけ分かんねぇ!!どうしたんだよ俺!!








「なあ……アイツらこの頃おかしくねぇか?」


「うん……確かに………」




二人の視線の先には少し距離を取りながらも一緒にいる角都と飛段の姿があった。





「喧嘩でもしたんじゃないの?うん?」



「あの二人が喧嘩したのならすぐに分かる……絶対にアジト内のどこかが破壊されてるからな………」


「そう言えばそうだよなぁ……(確か……この前はリーダーの部屋が崩壊したっけ…)」




いろんな属性を扱う角都と鎌を広範囲に
振り回す飛段……


そんな二人が争えば必ず誰かに被害が出るだろう。





「じゃあ今度は何があったんだ?」



「フン……何となくだが分かって来たぜ…」


「えっ!旦那分かったの?!」




ずっと観察していたのかサソリには原因が分かったようだ。




「フン……流石は俺だぜ!やっぱ芸術家は頭がキレるんだな!」


「あっ……そう………すごいね……」



「テメェ……今、馬鹿にしただろ?」


「えっ!?いや!いや!そんな事するわけないだろ!!うん!;;」




本心がバレていたらしく慌て出すデイダラ






「まあいいや……原因はだな…『恋』だ!」


「鯉?あの二人鯉なんか飼ってたっけ?」


「ハァ……」




別の意味に変換したデイダラに溜息を漏らした。




「ったく!これだから餓鬼は困るぜ!」


「なっ!がっ……餓鬼!?」


「俺が言ったのは恋愛の方の恋だ!なに魚に換えてんだよ!!」


「あっ!そっちか!!」




うんうんと頷いているデイダラに呆れた顔をしているサソリ。




「アイツらは両想いなんだろうな……ただそれにちゃんと気付けてないんだ……」


「ふーん……旦那ってこう言うのに詳しいよな♪うん♪」


「俺はロマンチストなんだよ!!」


「はいはい♪で?あの二人どうすんの?」



「フン!ここはこの俺が助太刀してやろうじゃねぇか!!」




どうやらサソリが二人が上手く行くように
手伝うらしい。



「旦那頑張ってね♪」


「テメェも手伝うんだよ!!」


「えっーーー!!?いやだよ!うん!」


「仲間のピンチなんだぞ!!助け合いが
大事なんだよ!!」


「助け合い?へっ!オイラが困ってたって助けもしないくせによく言うぜ!!うん!」



「っんだとコラ!!いつも面倒みてやってんの誰だと思ってんだよ!!?」




助け合うどころか喧嘩に突入してしまった二人。







すると………





「ひ……飛段……」


「っ!!な…何?」




今までまったく喋らなかった二人だったが
珍しくも角都から飛段に話し掛けた。





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あきゅろす。
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