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リクエスト小説
†穀蝶様へ捧げます†(サソデイ+ギャグ)
「クソ…………」




俺とした事が………







まさか………








デイダラを好きになっちまうとはな………













「どうしたらいいんだ……」





やべえ……これはやばいぜ………




正直に言うと俺は恋におちた事が今までなかった。





だからデイダラに告白しようにもどうすればいいか…何て言ったらいいのか分からねぇ…








「イタチ達に聞くのもなぁ………」




つーかアイツらに聞くなんざ俺のプライドが許せない!!







「よし!こうなったら自分でやるしかねぇよな!!」





俺は洗面所に行ってまず告白する時に緊張しないように顔と台詞の練習をしに行った。











「フン…顔がまともでよかったぜ……鬼鮫見てぇな顔で生まれてたら人生の終わりだからな……」




おっと…自分の顔褒めてる場合じゃないぜ!


さっさと台詞の練習しないとな♪


これ一番重要だし♪












「で…デイダラ…………っ!!イヤー!!!恥ずかしい!!///」




名前言っただけでドキドキするなんて!!



でもここで諦める訳にはいかねぇ!!









「デイダラ……俺……お前の事が…す……す…好き………好きだ!!!!///」




うーん……なんか有り触れてそうだよな…




もっと誰もがそそるような台詞ないかなぁ…






「そうだ!!英語でも容れてみるか!!」





再び俺は鏡の前に立った。








「I LOVE YOU………っ///」





うわっ!!駄目だこりゃ!!!やっぱ普通が一番だよな!!///










「よし!!デイダラ!俺は…お前の事が…」







ジャーー!!!!







「えっ!!!!?」







な…なんだ?便所からいきなり水が流れ出した!!









がちゃっ………







「………………;;(ゴクン)」









「あ……サソリさん…………」





「いっ……イタチーー!!!?」






な…なんでイタチが便所から?!



全然気配がなかったぜ……









「あ…あの………イタチ……いつから居たんだ?」




「サソリさんが[フン……顔がまともでよかったぜ]と言っていた辺りからです………」



「……て事は…俺がここに来る前から……」




「はい……最近、便秘でしてね…少し長居し過ぎていたようです……」





「じゃあ……俺が叫んだりしてたのも……」




「すべて聞こえてました……ふっ……」





なんてこった!イタチに聞かれてたなんて!

…と言うかコイツ今、軽く笑ったよな!!?







「い……イタチ君!!さっきの事は内緒にしてくれないかな?;;」




「……サソリさん……困っているのなら俺が力になりましょうか?」



「えっ?」






イタチが他人のために何かするなんて…


明日、雨が降るんじゃねぇのか?









「力になるって……お前…告白の仕方知ってんのか?;;」




「任せてください……俺の言う通りにすればデイダラのハートなどゲット出来る事間違いなしです………」





たいした自信だな……まあ…今のところ誰も頼れそうな奴いねぇし……仕方ねぇか……








「じゃあイタチ…よろしく頼むわ♪」





そう言った時…………






「サソリの旦那ーー♪」





「っ!!」


「はぁ………」








粘土を買いに行っていたデイダラが帰って来やがった………











「イタチ!どうすればいいんだ!?」



「……………」



おいっ!!なんか言えよ!!!

つーか無視すんじゃねぇよ!!





「イタチ!!!」







「………サソリさん…急用を思い出したのでこれにて失礼します…………」



「はいっ!!?;;」




「……と言うわけで頑張ってください……」




イタチはそう言い残し瞬身の術でどこかに
消えていった。







あのヤロー!!逃げやがって!!!どうしろって言うんだよ!!!







「旦那みーっけ♪」



「っ………;;」







しっかりしろ俺!!ここで告白しなけりゃ
男が廃るぜ!!!









「で……で…で…デイダラ!///」




「旦那どうしたんだ?!顔が真っ赤で猿見たいだぞ!うん!」




「誰が猿だ!!!」



「ハハ♪旦那面白いぞ♪」





このヤロー…人の苦労も知らずに………








「そ……そんな事より話しがある………」




「うん?何だい旦那?」









「デイダラ…お……俺はその……お前と……もっと仲良く………あっ;;じゃなくてその……傍に居たいというか……えっと……友達とかじゃなくてだな……一人の人間として…ずっと一緒にいたい……」





「旦那……落ち着いて話してくれよ…うん…何が何だか分からないよ?」





「なんで分からねぇんだよ!!!」



「そ…そんな事言ったて……;;」





「だから!!俺はお前が好きなんだよ!!!頭ん中がお前の事しか考えられなくなってんだよ!!!」





「……………」






ま……まずい…ストレートに言っちまった…





「旦那……オイラ………」



「……………;;」







「オイラも旦那の事好きなんだ!!うん!」


「え!!!?///」






嘘だろ……デイダラも俺の事………










がばっ!!







「うわっ!!」




「嬉しいぜデイダラ!!!」





俺の体が勝手にデイダラを抱きしめていた。




「好きだ!!愛してる!!!絶対離さねぇからな!!」



「旦那さっきまで緊張してたくせに♪」






やっと手に入れた……




俺が想っていた…ただ一人の愛おしいやつ…




デイダラ…………











「デイダラ……キスしていいか?」



「うん///」










俺達は唇を交わし再び抱きしめ合った。













この瞬間から俺達は恋人同士……






デイダラが怪我しないように……



誰かに傷付けられないように……






俺が……



ずっと…………






守ってやる…………

















[終]

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あきゅろす。
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