[携帯モード] [URL送信]

リクエスト小説2
†三月ウサギ様へ捧げます†(蠍総受け+ギャグ)
「貴様!サソリさんから離れろ!!」


「煩ぇ馬鹿!お前が離れろ!!」



「…………;;」




気持ち良く朝を迎えたサソリ

だが部屋から出た途端にイタチと飛段に 掴まれ挟まれてしまったのだった




「愚かな!!貴様がその手を離せばいいんだ!!」


「はぁ!?マジでムカつくんですけど!!お前が離せよ!!」



「……お前らさぁ……俺を挟んで喧嘩すんなよ……;;」




両腕を掴まれて歩きにくいし暑苦しいしで迷惑そうに二人を睨みつける



「だってさ!サソリちゃんは俺のだし?!大体イタチが……」


「サソリさんは俺のものだ!貴様のような脳無しなんか相手にする訳ないだろ!やはり俺が理想の相手だ……」



「……いつから俺がお前らのものになったんだよ……それにお前ら邪魔なんだよ…」



「「っ!!」」




邪魔だと言われ硬直しその場に立ち尽くす二人……そんな事には構わずサソリはリビングへと進んで行った




ガチャッ……




「おは……」


「サソリ先輩!おはようございます!!」



「うわっ!!」




ドアを開けると同時にトビが抱き着いてきたのだった



「欝陶しい奴だな;つーかスリスリするな!!」



腰辺りに顔を擦り付けてくるトビに苛つきと寒気を覚えた




すると………




「トビ!!貴様何をしている!!!」



ドカッ!!!



「ぎゃあぁっ!!」




どこから飛び出して来たのか突然ペインが大声を上げながらトビを飛び蹴りしたのである



「リーダー……」


「サソリ!大丈夫か!!?;」


「あ……あぁ…;;(声でかっ;)」



蹴り飛ばされ壁にめり込んでいるトビを 完全に無視をしサソリの手を握り締める




「……助けてくれた事は感謝する;でも 何で手を握る必要があるんだよ;;」


「礼などいらん!その代わりにお前の愛を俺にくれ!!」



「…………」




唖然としペインを見つめるサソリ

その様子にペインは今の告白に感動したのだろうと勝手に判断しニヤニヤしながら 返事を待った




しかし……




「リーダー……俺、気分悪くなったから 部屋に戻るな……;」



「なっ!!;」




逆に青白くなったサソリは部屋に戻るといいリビングから出て行ってしまった




「ったく;何だってんだよ;;」



鈍感なのか四人の行動の意味が全く分かっていないらしく文句を言いながら廊下を歩いていた時……





「サソリぃー!!!」


「え?っ!ギャアアァ!!!」




背後からペインが猛スピードで追い掛けて来たのである



「待て!!サソリ!!!」


「ひっ!うわあぁ!!!(泣)」



息を乱しながら走ってくるペインに恐怖を覚え逃げ出すが……




ガシッ!!




「っ!!」


「捕まえたぞ……抱かせろ!!」



そう言い一歩踏み出した時だ




ドカーン!!




「ぐはぁ!!」


「えっ!?;;」




いきなり足元から爆発が起きペインは黒焦げになりながらその場に倒れた




「旦那!大丈夫か?うん?」


「あっ…デイダラ……」



倒れたペインに目をやっているとデイダラがやって来たのだった




「俺は大丈夫だけどリーダーが……;」



「……おのれ…デっ…ダラ……地雷型の…爆弾を……仕掛けるとは……」




どうやらデイダラが前もって仕掛けていた地雷にペインが掛かったのだった



「旦那オイラの部屋においでよ!匿ってあげるからさ!」


「あぁ……ありがとう…」




デイダラに感謝をし二人は部屋に向かった




「デイダラ悪いな;迷惑掛けまって……」


「気にするなよ♪旦那が来てくれるとオイラも嬉しいし♪」




デイダラに熱い視線を送っているサソリだったが次の瞬間、全てが崩れ去った




「嬉しいよ……もう逃げられないしな!」




がばっ!!




「うわっ!!」




安心し無防備に立っていたサソリを突如 デイダラが押し倒したのである




「ちょっ…何の真似だ!!」


「やだなぁ♪そんなに怯える事ないじゃん♪」



「どけよ!離せって!!;;」




デイダラの目的を知り何とか退かそうと 暴れるが体重を掛けられ出来なかった




「さぁ旦那!オイラと一つになろう!!」



「いやあぁーっ!!!!」




不敵な笑みを浮かべ興奮しながらデイダラはサソリに襲い掛かったのだった





そして次の日……




「旦那!!どこ行ったんだよ!?;」


「サソリ先輩!!」




朝目を覚ますと部屋にサソリの姿がなく 消息を絶ったのである




「旦那ぁ!!!」



「デイダラ!サソリの居場所が分かったぞ!!」


「リーダー!本当か?!」



「あぁ…置き手紙を残していた……;;」




その内容とは………




俺は砂隠れに帰ります。もうお前ら見たいな変態とは居られません。       捜さないで下さい……      サソリより




「…………」


「どうするんッスか?;」



「旦那はオイラの子を妊娠しちまったんだ!だからここには居られないと思って……旦那ー!!!!」



「あっ!デイダラ先輩!!;」




何を勘違いしたのかデイダラはサソリを追ってアジトを飛び出して行った



「アイツ……男同士では子が出来ない事を知らんのだな;」


「その前に変態って書かれてるのに気付いて下さいよ;」




その後デイダラまでも帰って来ず暁総出で二人を捜しだし無理矢理、連れて帰ったという



[終]

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!