リクエスト小説2
†ぬるま湯様へ捧げます†(泥蠍+現パロ+裏)
「デイダラ!何だこの書類は!!こんなんで取引が成立すると思っているのか!!」
「そ…そんなに怒んなくたって……;」
この頭ごなしに怒鳴って来るのはオイラの上司に当たるサソリの旦那
何をやっても凄くて頭も良くて仕事も熟す エリートクラス……
だから尊敬の意を篭めて旦那って呼んでるんだけど……
「そりゃ怒るぜ!何回言ったら分かるんだよ!!」
実際はガミガミとしつこく言って来る嫌な上司……オイラ可哀相だよな……うん…;
「今日中に書き直せ!命令だ!!」
「そんなぁ……(泣)」
予想はしてたけど見事に残業になってしまった
「クソ〜……絶対虐めだぞ……うん……」
パソコンを打ちながらブツブツと文句を 言い昼間のストレスをぶつけていた
「……力ならオイラの方が上なのに……」
苛々が溜まって来て落ち着こうと会社に 設備されている自販機に飲み物を買いに行こうと立ち上がった
「まあ可愛いから許してやるけど♪」
実はオイラ密かに旦那に恋してたりしてるんだな……うん……
でも所詮オイラの立場は部下……上司を 好きになったところで叶うはずもない
「人生って面倒だよな……うん……」
爺臭い事を言いながらドアを開けた
「「うわっ!!」」
すると目の前にサソリの旦那がいた
……てか何でいるんだ?
「危ねぇな!!気をつけろよ!!」
「……すみません……うん……」
こう言う時は互いに謝るモンだろ!!
何でオイラだけが………
「あの……何でいるんだ?」
「敬語使え……馬鹿……」
「っ!何でいるんですか!!!?」
言い直せと言われて力を強めて言った
「俺がいたら何か不満でもあるのか?……まあ……あれだ……お前一人じゃまたミスするからな……残ってやっただけだ……」
「残ってやったって………もう夜中になるぞ?早く帰った方がいいですよ〜」
ツンッとした態度で帰るように言い自販機に向かおうとした
「デイダラ………」
「何だよ?」
呼び止められ怒ったような表情をしながら振り返った
「……昼間は…悪かったな……」
「えっ?」
何……今の………
……あの旦那が謝った!?
硬直してるオイラに旦那は続けた
「だから怒った事だ……言い過ぎた……」
「旦那がそんな事言うなんて珍しいな? 何かあった?」
「ただ……その……嫌われたくなかったから……それに昼間は仕事の事で苛々してて八つ当たりになってたし……ってオイ! 聞いて……うわっ!!」
ガタッ!!
可愛い事言いやがって………
やっぱ上司なんて何でも勝手だよな……
自分でもよく分からないけど気がつくと 旦那を廊下の長椅子に押し倒していた
「テメェ!!いきなり何しやがる!!」
「……煩いなぁ……あんまり騒ぐなよ……うん……」
倒した早々、旦那は騒いで暴れ出した
「離せ馬鹿!何のつもりだ!!」
「自分から告白して何言ってるの?」
「そ…そんな意味じゃねぇよ!!//」
はぁ……素直じゃないなぁ……
エリートだから慣れてないのか……
「ねぇ……嫌われたくないなら今からヤろっか?」
「へっ…変態が!!ヤる訳ねぇだろ!!」
「じゃあオイラ、旦那の事嫌いになるよ……」
「えっ……」
弱みに付け込んでオイラ最低な事してるな
でも表情がすぐに変わる旦那を見てたら面白くなってきたぞ……うん
「オイラ達以外は誰も居ないし……ね?」
「………分かったよ……//」
真っ赤になりながらそう言いオイラの首に腕を回してきた
「んっ……//」
旦那からキスをしてくるなんて……
しかも下手くそだなぁ……うん;
「っ!!//」
舌を絡ますと初めての感覚に驚きビクッと反応した
「ふっ……ん…//」
そのまま左手で旦那の頭を掴んで固定し右手を使い服を脱がしていった
「っ……はぁ…」
「旦那、顔エロいよ……キスが好きなんだね……うん…」
「違っ……っ!あぁ!!//」
自身に触れると少し怯えたような顔をしながら甘い声を漏らした
「キスだけでこんなになって……初々しいな……こっちはどうだ?」
くちゅっ……
「っ!!//」
秘部へ手を伸ばし指を入れると目を見開きながらこちらを見てきた
「こっちも濡れてるね……」
「や…やだ……デイダラ……恐い…//」
「大丈夫だって……ほら……」
「ひゃん!//」
指を動かすと予想通りに可愛い声で鳴き始めた
「あん!やっ…声が//」
「我慢しなくていいよ……もっと声出して……」
「やん!ひゃあっ!//」
恥ずかしいのか口を手で押さえて声が漏れないようにしている
なら我慢出来なくなる程に抱いてやるよ…
「入れるぜ?」
「デイっ…待って!…っ!あぁん!!//」
旦那の制止する声を無視して一気に奥まで突っ込んだ
「やっ!んぁ!!ひゃっ!//」
「旦那恐いのか?涙出てるよ?」
頬を流れる滴を舌で舐めとり、動きを速めていった
「はぅ!!あっ!壊れる!!//」
「オイラの下で壊れろよ……真面目なアンタが乱れていく姿をもっと見せてくれよ…うん……」
最奥を狙い重いっきり突き上げると身体を震わし出した
「もっ…駄目ぇ!ひゃあん!!//」
「オイラもだ……一緒にイこう……」
「あん!デっ…ダラ!!あぁーっ!!//」
旦那の腰を掴み揺さ振ると呆気なく達してしまった
「……腰痛い……」
「激し過ぎたかな?うん?」
「お前が下手なだけだよ!」
数分経つとさっきまでの可愛さが消えて いつものガミガミ上司に変わっていた
「その割りにはいい声で鳴いてたじゃん♪」
「……お前の給料減らす……」
「ちょっ…待って!!それは勘弁!!;」
そのまま笑ったり怒ったりしながら朝を 迎え、いつも通りに仕事をする時間が来た
「デイダラ!!」
「はい!;;」
「お前やり直しと言った書類が出来ていないとはどう言う事だ!!」
「あれ?全員の前で暴露したいのか?」
「…………;;」
コイツ……絶対に給料減らしてやる!!
悔しがる旦那を見ていると笑みが零れてきた
今日から昼は旦那………夜はオイラが上に立ってやるよ……
[終]
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